春雨 ビーフン マロニー しらたき 糖質量が多いのはどれ?

一見するとヘルシーでダイエットにも良さそうに思える、「春雨」「ビーフン」「マロニー」「しらたき(糸こんにゃく)」等の食材。

この中で、糖質制限ダイエット中にも食べてOKなものは、実は、1つだけしかありません。

 

春雨の原料と糖質量

食品名 糖質(100gあたり)
 春雨  83.1g

春雨は、緑豆・じゃがいも・さつまいも等のデンプンを原料にしていますが、日本の春雨は主にじゃがいものデンプンを材料としています。

糖質が少ない野菜の記事でも解説しているとおり、じゃがいもの糖質は焼く79g近くもありかなり豊富。

もともと糖質(炭水化物)が多い野菜から、さらに、「ほぼ糖質」な デンプン部分を抽出しているので、春雨の糖質量はもっと多くなっているというわけ。

 

ビーフンの原料と糖質量

食品名 糖質(100gあたり)
 ビーフン  79.0g

ビーフンは別名「ライスヌードル」とも言われていて、その名前のとおり お米(うるち米)を原料にしています。

炭水化物であるお米は糖質量の多い食材で、その炭水化物部分を抽出したビーフンは、さらに高糖質な食材になっています。

 

マロニーの原料と糖質量

食品名 糖質(100gあたり)
 マロニー  86.8g

春雨を少し太くしたようなマロニーは、マロニー株式会社が作る単独の商品名です。

材料は、春雨と同じ じゃがいものデンプンと、さらにコーンスターチを加えて作られています。

コーンスターチは、いわゆる「とうもろこしデンプン」の事で、コーンスターチの糖質は100g中に86.3gも含まれています。

糖質の多い材料からのみ作られるので、マロニーも糖質量の高い食材に。

 

しらたき(糸こんにゃく)の原料と糖質量

食品名 糖質(100gあたり)
 しらたき  3.0g

しらたきは、こんにゃくを細い糸状にしたもので、形が違うだけで 、その中身は「こんにゃく」です。

こんにゃくは、「コンニャクイモ」を原料として作られていて、その糖質は100g中にわずか0.1g程度しか含まれていません。

 

まとめ 糖質が一番少ないのは?

食品名 糖質(100gあたり)
 春雨 83.1g
 ビーフン 79.0g
 マロニー 86.8g
 しらたき 3.0g 

まとめると、コンニャクイモを原料としている「しらたき」が、最も糖質量が少ない食材。

本格的な糖質制限である「スーパー糖質制限」中に目指す糖質量は、1食あたり20gです。

▶関連:糖質制限ダイエットのやり方・初心者でも3分で分かる仕組み

しらたきは、100g中たったの3gなので、かなり大量に食べても1食で20gを超えるケースはほとんどなく、糖質制限中に安心して食べれる食材のひとつと言えそうですね。

ちなみに、同じ形の「麺類」である うどんや蕎麦の糖質量については、次の記事を参考にしてみて下さい↓

▶関連:うどん/蕎麦の糖質は角砂糖で何個分?糖質が少ない麺はどれ?