糖質制限中にタンパク質を補給するためにプロテインを飲みたい!というとき。実際に飲む時の効率がいいタイミングや、おすすめのプロテインの情報をまとめました。
そもそもプロテインとは?
三大栄養素である炭水化物(糖質)・脂質・タンパク質のうち、タンパク質を英語表記したものがプロテインです。
糖質制限を行なう時には、PFCバランスと呼ばれる三大栄養素のバランスの中で糖質を大幅にカットするかわりに、タンパク質や脂質の割合を増やす事となります。
▶関連:糖質制限中のタンパク質と脂質の比率割合(PFCバランス)
また、糖質制限をしていると、人の体が自分自身で糖を生み出す「糖新生」が起こりますが、この時の材料のひとつにタンパク質を分解してできるアミノ酸が必要です。
筋肉の主要成分はタンパク質で、この糖新生が起こる時にタンパク質を分解するため、意識してタンパク質を摂取しないと筋肉量が減ってしまう場合があります。
糖質制限中のタンパク質は「肉・卵・チーズ類」などから補給するのが最適とされていますが、こういった食品の補助的にプロテイン飲料を活用するのは有効な方法です。
プロテインを飲むタイミングはいつがいい?
糖質制限中にプロテインを飲むおすすめのタイミングは2つです。
間食がわりに飲む
糖質制限を失敗する人の多くに見られるのが、お腹が空いた時の甘いものを食べたくなった…というもの。
空腹時には甘いものを欲したくなるのは、糖質が空腹を感じた時に本能的に求めてしまう成分のため。
ですので、糖質制限を失敗させないためには、なるべく「空腹」の状態を作らないようにする事がポイントで、その空腹対策として、プロテインを利用するのはタイミング的にもベストです。
筋トレ後に飲む
強度の運動を行なうと、筋肉内でエネルギーの素となるグリコーゲン(糖質の貯蔵庫的なもの)も枯渇し、エネルギー不足を補うために、タンパク質を分解して行なう糖新生によってエネルギーを補おうとします。
筋トレ後は、筋肉の分解が行われると同時に、筋肉の再合成も効率よく行われるタイミングでもあります。
そこで、タンパク質不足になりやすいタイミングで補給しつつ、再合成も効率よく行なうために、筋トレ後のプロテイン補給が有効となります。
おすすめのプロテイン
糖質少なめで糖質制限中に使いやすいプロテインを紹介しておきます↓
ザバス ウェイトダウン ヨーグルト風味
1食あたりの炭水化物(糖質)量は0.9グラム。他のザバスシリーズが2.7グラム程度が平均なので、約三分の一の量の糖質しか入っていません。
水に溶けやすくでダマになりにくいので、毎日 作る時にもストレスになりにくい点もポイント。
ホエイプロテインピュアアイソレート プレーン風味
フルーツミックス・メロン・ストロベリーなど様々な風味がありますが、プレーン風味が一番糖質が少なめで100グラムあたり1.3グラム程度。
1食分は20グラムを使用するので、0.26グラムとかなり糖質低めなプロテイン飲料にできます。
プレーンの味は、ちょっと牛乳の風味がする程度で「無味」なので、糖質制限でこのプロテインを飲んでる人は、ラカントなどの甘味料+ココア等と組み合わせて飲んでいます。
▶関連:【糖質制限】ラカントの特徴&おすすめ料理とお菓子のレシピ
無味だから、自分なりにアレンジしやすいところが人気の理由です。