基本的に、牛肉や豚肉は「糖質が少ない」食材ではありますが、糖質制限中に焼肉屋さんに行くと「この部位の糖質量は大丈夫?」と気になりますよね。
そこで、焼肉屋でよくある肉の部位と、それぞれの「糖質量」を一覧でまとめました。
また「焼肉は家でやる派」な人用に、糖質制限中におすすめの「焼き肉のタレ」のレシピも紹介!
焼肉の部位別・糖質量の一覧表
まずは、焼肉でよく使われる肉の「部位別」に、それぞれの糖質量をまとめました。
糖質量は、文部科学省の「第2章 五訂増補日本食品標準成分表(本表)」の項目内にある、「肉類 (PDF)」を参考に作成しています↓
肉の部位 | 糖質(100gあたり) |
---|---|
牛タン | 0.1 g |
心臓(ハツ) | 0.1 g |
肝臓(レバー) | 3.7 g |
ハラミ | 0.1 g |
カルビ | 0.1 g |
ツラミ | 0.1 g |
サーロイン | 0.3 g |
ヘレ | 0.3 g |
第一胃(ミノ) | 0.2 g |
第ニ胃(ハチノス) | 0 g |
第三胃(センマイ) | 0 g |
第四胃(ギアラ) | 0 g |
大腸 (シマチョウ) | 1.1 g |
牛肩ロース 脂身付き | 0.2 g |
牛肩ロース 赤肉 | 0.2 g |
豚肩ロース 赤肉 | 0.2 g |
豚ロース 脂身付き | 0.1 g |
豚ロース 赤肉 | 0.1 g |
豚バラ 脂身付き | 0.1 g |
鶏肉もも 皮付き | 0 g |
鶏肉もも 皮なし | 0 g |
表を見てみると分かりますが、基本的に「肉だけ」の糖質量は ほとんどないと言っても良い量で、気にすることはありません。
唯一「肝臓」や「内蔵系」の部位に関しては、若干糖質量が多くなりがちというぐらいです。ホルモン系の焼肉が好きな人は、少し注意した方が良いかもしれません。
自分で作る 糖質制限な焼肉のタレ
焼肉を食べる時に注意すべき糖質は、肉の方ではなくて「タレ」の方です。
りんごの果実をしぼったり、砂糖を多めに含んだりと、糖質量が多くなりがちな作り方をされてる場合があるので要注意。
お店で食べる時には、少しだけつけるようにしたり、タレは使わず塩ベースで食べると良いです。
お店では無理ですが、家で焼肉をする時は、自分でタレを自作する事で糖質量をコントロールする事ができます。
糖質制限なタレの参考として、次のようなレシピがあります↓
しょうゆベースのタレ
しょうゆベースで作るあっさりとした焼肉のタレ。
「甘さ」の部分は「ラカントS」と呼ばれるエリスリトールを原料とした天然の甘味料を使用。ラカントSは普通にスーパーでも手に入るので、活用しやすい糖質です。
ラカントSに使われるエリスリトールは、糖質の分類上「糖アルコール」と呼ばれるものに該当。血糖値を一切あげない という点が、エリスリトールならではの特徴となっています。
▶関連:甘いもの好きだけと糖質制限するならエリスリトールが必須!
ワイン風味のタレ
「糖質ゼロの日本酒」やエリスリトールなど、基本的に糖質ゼロ系の調味料で作られた焼肉のタレ。
レシピ上にある、マンズワイン糖質ゼロは、「ポリフェノールたっぷりワイン 糖類ゼロ」の事で、やや甘口でありながら糖質ゼロなの事が特徴になっています。
ワイン風味なので、焼肉だけではなくて、ステーキ用のたれとしてもおすすめ。