栄養成分に糖質表示がない!計算方法と炭水化物との違いとは?

糖質制限中は、スーパーやコンビニで売っている様々なものの糖質表示が気になりますよね。

ですが、実際に栄養成分表示を見てみると「糖質」の文字の表示がないものもたくさんある事に気付くはず。

こういった商品の糖質量を知るにはどうすれば良いのでしょうか?

 

「糖質」の表示がない時は炭水化物に注目!

お菓子や冷凍食品のパッケージの裏側を見て、栄養成分表示を見た時に「糖質」の文字がない場合。その食品に含まれている糖質量を知るためには、「炭水化物」の部分に注目します。

炭水化物は「単糖を構成成分とする有機化合物」であり、つまりこれは糖質のこと。

つまり…「炭水化物=糖質」という事になります。

商品によって、糖質表示があったり「炭水化物」の表示になっているのかはバラバラなので「同じ糖質の事を指している」と覚えておけばOKです。

 

「食物繊維」がある時には炭水化物から引けば糖質に!

基本的には「炭水化物=糖質」と思っておけば大丈夫ですが、表示中に「食物繊維」がある時には要注意

炭水化物に含まれるものをイメージ的に図にしてみると、次のようなものとなります↓

このように、糖質は炭水化物内に含まれる一要素で、食物繊維分はカウントしないということ。ですので、

糖質=炭水化物量(g) − 食物繊維量(g)

という事になります。

糖質制限中に気にすべきなのは、小腸等で体内に吸収される「糖質」です。

化学的には、食物繊維も多糖類とされる場合が多いですが、多糖類の特徴でもあり食物繊維でよく言われるように「消化されにくい」もしくは「消化されない」という事が特徴となっています。

ですので、食物繊維分は「吸収されないもの」としてカウントはせずに、炭水化物の総量から引いて 残った分を 体内で吸収される「糖質」として計算します。

詳しい糖質の種類と、それぞれの働きについては次の記事でも解説しています。

▶関連:糖質の種類と違いのまとめ・ダイエットに良いおすすめ甘味料